パークホテル東京が、「Art Colours Afternoon Tea ~彩りが語る、午後の小さなギャラリー~」を提供する。
会場は25階のアートカラーズダイニング。期間は2026年9月1日から11月30日まで。
野菜を主役に据えたArt Colours Afternoon Teaのスイーツ
この企画で軸になっているのは、野菜と果実の彩りで実りの秋を見せるという発想だ。
キャロットケーキ、南瓜と林檎のミニタルトのように、野菜がそのまま甘味の主役に回る。
ほかに白胡麻と白葡萄のヴェリーヌ、ほうじ茶と無花果のロールケーキ、プラリネとベリーのマカロン、きな粉とオレンジのフィナンシェ、栗とカシスのプチシューが並ぶ。
和の素材と洋菓子の技法が交差する構成になっている。
なめこのフランと豚の角煮、アートカラーズダイニングのセイボリー
塩気の側にも野菜が入る。
なめこのフランはクルトン添えで供され、サーモンリエット、豚の角煮と栗のBOXパイが加わる。
ここでも野菜が塩気の側に使われている。
なお、館内には400点以上のアートが息づき、「まるで泊まれる美術館」をコンセプトに、滞在そのものをアート体験として提案する「アートホテル」を掲げている。
パティシエの感性で仕立てる、季節の恵みという設計
野菜が持つ自然な甘みや香ばしさ、彩りを、パティシエの感性でスイーツやスコーン、セイボリーに仕立てたという。
季節の恵みを少しずつ味わう楽しさを表現する構成になっている。
スタンドとは別皿で、プレーンスコーンとほうれん草とヘーゼルナッツのスコーンに、クロテッドクリーム、ずんだクリーム、河内晩柑のコンフィチュールが添えられる。
ドリンクにはArt of Teaのプレミアムティーブランドが使われる。カリフォルニア州ロサンゼルスを拠点とするブランドで、世界各地から厳選したオーガニック茶葉を使う。
25階のアートカラーズダイニングという会場と、1名から使える予約条件
会場は48席。アートをコンセプトに据えた館内にあり、作品を配した空間とあわせて楽しめる。
提供は12:00から13:30(最終入店)の2時間制、料金は7,000円(税サ込)。2日前14:00までの事前予約制で、1名様から予約が可能となっている。
ドレスコードはスマートカジュアルの指定がある。汐留エリアに位置し、都心にいながら落ち着いた時間を取りやすい。
野菜を甘味の主役に回す構成は、素材の意外性で見せるタイプの企画だ。キャロットケーキやほうれん草のスコーンに加え、なめこのフランまで用意される徹底ぶりで、アートを掲げる館の姿勢と方向が揃っている。1名から予約できる点は、ひとりで静かに過ごしたい人には貴重な条件だ。スマートカジュアルの指定があるため、落ち着いた場面に向く。25階からの眺めとあわせて、午後の時間をゆっくり取りたい人に薦めたい。